キンタナ・ロー州 (Estado de Quintana Roo)
後古典期には、プトゥン商人によって沿岸部やコスメル島に祭祀センターが築かれ、交易で繁栄した. シカレ、シェルハ、トゥルムなどのマヤ遺跡が沿岸部には点在している. 州都はチェトゥマル (Chetumal) で、ベリーズとの国境附近にある. 面積は50,212km²である.
かつてはユカタン州の一部だった. 1847年に勃発したの中心的な地域でもあり、反乱軍の聖地であるも現在のキンタナ・ロー州内にあった.
チャン・サンタ・クルスが1901年に政府軍の手に落ちた後、この地域は1902年にキンタナ・ロー直轄区として分離され、1974年に州になった.
2010年国勢調査で州の人口は1,324,257人で、50%がベニート・フアレス自治体(カンクン)に住んでいる.